こんにちは、H事務員です^^
事務員として感じることをこれから時々ですが発信していきます。
ほろんで働き出してあっという間に1年が過ぎました。
働いてみての感想はズバリ「働きやすい!!」です。物理的にも精神的にも、本当に働きやすく居心地のよい職場だと感じています。
私の信念「子どもに寄り添う母でありたい」
私は両親共働きの家庭で育ち、幼少期にとても寂しい思いをしたため、若い頃から、結婚したら自分は子どものそばにいて子どもの笑顔を守るんだ!という気持ちがとても強くありました。
でも、時々頭を過ぎる「外に出たいな、働きたいな」
大学卒業後の私は、民間企業に就職し、大変ながらも日々、成長と充実を感じる生活を送っていました。それは今でも良い思い出として残っており、結婚以来、家事と育児に専念してきたわけですが、時々ふと思い出し、「もう一度外に出たいな、働きたいな」と思う事がありました。
でも、それは子ども達の為に封印、出来るわけないと蓋をしてきました。私の思う育児をしながら、まともに働く事は不可能です。だって、子どもって本当に大変!急な発熱に嘔吐などの病気、突然の怪我、そして時には精神的な助けを必要とする時の寄り添い等々、そばにいてあげないといけない事は、例をあげれば枚挙にいとまがありません。少なくとも私の考えではの話です。
諦めていたところに現れる救世主(笑)
そんな私に声をかけてくれたのは、ほろんを立ち上げた稲岡さんでした。子どもたちもいるし、もう10年以上働いていないから、私には出来ないよ…と言ったのですが、彼女は笑顔で一言
「大丈夫よ!」と。その言葉に背中を押され、お仲間に入れて頂くことになりました。
実は、私と稲岡さんは、もう30年以上の仲で小中高と同じ学校なのです。なので私の状況も愚痴も(笑)散々聞いた上でのお誘いでした。それは私を社会に出してあげようという彼女の優しさでもあったと勝手に思っています。
案の定な私の状況とそれを受け入れてくれる「街の相談室ほろん」
働き始めたのはいいものの、案の定、子供の急な発熱、怪我、更には学校行事等々でまともに働けない日々。そして、久しぶりの仕事ということで、ミスも連発。もう情けないやら、申し訳ないやらで、一度だけやっぱり迷惑かけるから辞めようかな…と思ったことがありました。
そんな時に、稲岡さんが言ってくれた言葉が「事務員さんになってくれて、本当に助かる~!」
でした。私、役に立ってるの?不思議でしたけど、心の底から嬉しかったです。
私の信念に理解があるので、在宅でもやれる仕事は在宅ワークに変更してくれ、まともに仕事にこれなくても、期間内に終わらせてくれたらOKだから!と臨機応変に勤務変更もしてくれています。ミスをした時も、責められたり怒られたりは絶対にありません。もちろん指摘はされますが、一緒に改善方法を考えてくれる上、私にもミスはあるから!と言って安心させてくれます。これだけ私を受け入れてくれたら、自ずと、この相談室の為に、この人の夢の為に私の精一杯で支えたい!と思うので、とても良い関係性を築けていると思います。
利用者の方々だけでなくスタッフにも「自分らしく」「いきいきと」暮らすことを認め、実現してくれる、街の相談室ほろんのお仲間に入れて、本当に良かったと思っています。微力ではありますが、これからもほろんの一員として、誰もが幸せに暮らせる優しい社会を目指し尽力していきたいと思います。

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